ないものはないあるものはある。。。。

バタバタと日が過ぎていくが、毎日エライ目にあっているような気がする。 気のせいだろうか。
マツエの介護が必要になった時、近所に住んでいる介護の先達から なによりもどんなことよりも「金銭」の処理を一番に考えろと アドバイスをもらった。 その時は、鼻を垂らした馬鹿小学生よろしく、はぁ〜そんなもんですか〜。 と理解の及ばないままフンフンと返事をした。
ただ、コマドリは大変大変心根が素直だったので、その先達のアドバイスに 従った。現在、そのアドバイスに心底感謝をしている。
世のコマドリの同胞たちよ、この先達のアドバイスほど我と我が身を 助けるものはない。 どこの誰に金にがめついだとか守銭奴とか金の亡者だとか罵られて とがめ立てられようとも、恥じることや後ろめたさを感じることなど 何一つない! さぁ、親がどこの携帯電話屋と契約してるのか、な所から捜索だ! 。。。。トホホ

振り返って現在。
いや〜。また、えらい目にあってしまった。なんつーのかなー。 なんで今?少し生活が落ち着いたと思ってたのよ?誰か見てる?って感じ。 まぁ、こんなの今に始まったこっちゃないし。コネタの神様に撃滅に 愛されてると解った時から同じようなことが何度もあった。 ああ、メンタルばかりが無駄に強くなる。。。。。トホホ。。。。
先日、出先で座敷荒らしという名の高校生(実子)から連絡を受けた。 『ばあちゃんがおかしい』うん、今に始まったこっちゃないよ。
電話の様子から急を要するらしいので、慌てて自宅へ戻った。 戻ると、床にへたり込むマツエと眉毛がハの字になっている座敷荒らしがいた。 話を聞くと、マツエは便秘で1週間排便がなくトイレと部屋を往復している らしい。その度に力むもんだから色々とヘタれているようだった。
マツエには脳出血脳梗塞などの既往症があるので、ここで変に力まれて 脳疾患の再発などを招きたくない。
へたり込むマツエに摘便に行くことを提案しトイレの往復を控えるように 進言する。しかし、マツエは認知症だ。進言がきくようなら、世に介護疲れ という言葉はなく老老介護の果てに無理心中などという痛ましい事件も 激減するだろう。
こちらの進言など聞く耳を持たない。 開業医の午後の診療時間を迎えるまでに、まぁ、その後1時間以内かな? 進言を物ともせずトイレへの往復を繰り返し、とうとう立ち上げれなくなった。
仕方ないので救急車のお世話になることを選択して救急車を召喚。
マツエの「救急車なんか乗らないからね!」という捨て台詞に激怒しキュウキュウシャジャナクテレイキュウシャガソウオウナノニゼイタクコイテンジャネーヨクソババァという言葉を口から出しそうになったが どうにか飲み下し救急車を待った。
救急の人が来て状況を聞きながらマツエの搬送を準備してくれる。 救急の人に現状説明しながらマツエを振り返ると、さっきまでパジャマで へたり込んでいたのがちゃっかりと着替えている。
この時の天を衝くほどの怒りと気まずさはどう説明したらいいのかが わからない。 ババァ!さっきまでへたり込んで救急車の世話になんぞならん つってたんじゃねーのか!
怒りは度を越すと感情として機能しなくなり表情が能面のようになる。 こういった類の静かな怒りというのは話に聞いたことはあるが経験するのは 初めてだ。なんとも不思議な感情なのだなぁ。。。。。 今なら無感情のまま後悔なくインドラの矢が降らせられるかも。。。。 世界の滅亡の引き金が認知症のババァのせいなら、この世の無辜の民の怒りは この静かな怒りの比ではないだろうな。。。。。 怒りは行き過ぎると冷静になるというのも本当なのだな。
と、どんどん不必要な 経験値を積み上げている間に救急病院にたどり着き、ストレッチャーが 処置室へと吸い込まれる。
救急隊の人に礼を言い処置室の前で必要な手続きをする。
しばらくして看護婦さんが、コマドリの前に来て言いにくそうに口を開いた。 「おかあさん、その、認知症とか患っておられませんか?」
コマドリは胸を張り堂々とこう答えた。
「はい!認知症です!」
拍子抜けしたのか疑問が氷解したのか看護婦さんは、ああ、というような表情を する。
「必要書類を書かれたら処置室にお願いします。その、受け答えがチグハグで。。」
そりゃそうでしょうな。認知症ですから。
コマドリが処置室に行くと、不可解な顔をした医者が二人もいて搬送に至った 経緯を聞かれた。 まぁ、糞詰まりで力みすぎてなんらかの不具合なんですが、物が二重に見えたり とか嘔吐とかしてないので内科に搬送してもらいました。ということを丁寧語で 説明した。医者に少し気の毒な顔をされたが、まぁ、こういうのも慣れていかない とね。。。
結果としては、便秘自体が認知症特有の思い込みで糞詰まりの事実はなかった。 便秘であると思い込んだマツエは朝からトイレの往復をし、出もしないモノを 出そうとして自分で体調不良を招いていた。
もうすでに、感嘆符すら出ない。。。。。
大事には至らなかったが時間と感情の消耗が激しくとても疲れた。 これだけ大騒動しても、後に残るモノはあまりなく残ったモノといえば 搾りかすのようになったマツエと括約筋の副作用としての便モレ、病院の支払いと 医療スタッフの同情。。。。。。
全てが虚しい。。。。。

でも、こういう思い込みって認知症の特有の症状だけど、どうやって 防げばいいんだろうか。。。
ああ、とりあえず、今はおむつの心配だな。。。
いずれおむつもと思っていたけど早すぎだろ。。。トホホ。。

 

 

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